読書会をすることで得られるメリット【アウトプットの重要性】

本をアウトプットする機会が欲しいなぁと思っていたら、知り合いから読書会のお誘いがきて、今日、読書会をしてきました!

読書会の目的

読書は基本一人ですることが多かったので、読書会というイベントは人生初でしたが、面白かったです。

もともとは、読書をすることでまだ知らない考え方や経験を学びたいという気持ちがあったのですが、実際に本を読んだ1週間後に、本の内容を全て覚えているなんてことはなくて、ほとんど忘れているなぁと感じていました。

なぜ忘れているのか、というのを考えた時に、アウトプットの回数を増やせば、定着率が高まり、本当の意味で本を生かし血となり肉とすることができるのではないか、考えたのが読書会の僕の中での目的です。

読書会の仕方

僕がやった読書会のやり方はこんな感じ。

  1. 静かなカフェに読みたい本を持ち寄って集合する(2-3人)
  2. 持ってきた本の読みたい部分をそれぞれ時間を決めて読む:10分ほど
  3. それぞれ読んだ部分で、感想や感銘を受けた部分などを共有する:5分ほど
  4. 共有の後、その本についての質問や話してくれたことについての感想を言う(2-3分)
  5. 3と4の繰り返し

初めてやりましたが、ストップウォッチを持っていったので、時間を決めて集中してできたのが良かったです。だいたい1時間くらいでサクッとやるのが、間延びせずいいと思います。

読書会やってみて感じたメリット

読書会を初めてやってみて、いろいろメリットがあるな、と思いました。

1.新しい本との出会いがある

自分が好きな本を周りの人に勧められるので、その本を周りの人が読んで、またその話で盛り上がることもできるし、逆も然りです。自分がまだ知らなかった本を知って、いろんな本を読むきっかけ作りに最適です。

2.本をアウトプットする機会が格段に増える

今まで、本を読んだだけだった人が、読書会を通じてアウトプットの回数が増えれば、その分だけ本の定着率が半端なく高くなります。

3.本を読んで感じたことをシェアできる

自分だったらこの本はこういうところが感銘を受けた!でも他の人から見ると、こういう視点もある、というのが読書会の醍醐味でもあります。読む人が違うと、視点が違うので、どこに注目するのかも違うんですよね。

だからこそ、読書会をしてそこに気づけるので、自分にはない視点で本を読み取ることができます。

4.本の要旨を時短で把握できる

誰かが読んだ本を要約してアウトプットしてくれるので、本の内容が読まなくても時短で把握できる点も良い点です。

日本では、およそ年間で8万本も出版されています。

その中で世の中の本をすべて読むことは不可能なので、できる限り多くの本を活用するには、要旨を掴んで本を効率よく吸収していくことが求められます。

その観点で言うと、読書会は最適なツールになります。

読書会に幅を持たせることもできる

読書会といっても、時間を決めずに読みまくることもできますし、事前に読んで本を回し読んだりもできるので、やり方は様々です。

1.ジャンルを特定させる

ビジネス書や、ハウツー本、経済などなど、様々な本のジャンルの中で特定のジャンルに限って読書会をするのも面白いです。例えば、「食」にすると、食という視点で様々な本から知見を効率的に得ることができます。

2.あえて漫画に限定する

漫画も学べることがたくさんあります。インベスターzであれば投資の勉強になりますし、ナルトは人間関係や生き抜く力などを考えさせられます。

その中でおすすめの漫画を紹介し合うのも面白いかもしれません。

もうすでに全員を知っている人がナルト限定で読書会とかするのも、感想を言い合えて面白そうです。

3.メモを取る

アウトプットしてくれた内容をメモで記録し、あとあとで見返せるようにすることで、読書会のことを要点をつまんで復習できます。その情報に触れれば触れるほど、記憶の定着率が増すので、聞いている時にメモを取ると良いです。僕はevernoteでメモをとりました。

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※evernoteのメモ:■の右が本のタイトルであとは箇条書き。

4.本を貸し合う

共有しあった後は、実際にその本を読んでみたくなります。そこで、その本をトレードしあって、また次に会った時に返すというのも良いです。お金の節約になりますし、借りているので、返すまでに読まなければならない状況を必然的に作り出すことができます。人間は締め切りがないと、なかなかやり始めないので、これはオススメです。

5.事前に読んできて、それをプレゼンする

読書会というよりは本の紹介会にしても良いかもしれません。この場合だと、事前にその本について詳しく読んでアウトプットの整理をした上で会うので、時短にもなりますし、整理する力が身につきます。30分くらいしか時間が取れない時にオススメです。

6.パソコンでその本の付属情報を見せ合う

僕はパソコンでメモを取っていたので、その本の付随する情報(裸でも生きる、であればマザーハウスのホームページなど)を見ていました。

その場でぐぐることで、アウトプットしてくれる人の話を耳で聞きながら、目でその内容の付属情報を見ることができるので、時間が濃密になります。

 やったことない人は、まず友達と始めてみよう

こんなにメリットがあるので、ぜひ始めて見てください。

本好きの友達がいると、その人とやってみると良いと思います。

これはハマりそうです!

ひよこん