みなさんこんにちは、ひよこん(@motokon1226)です。
本日は、精神科医樺沢紫苑さんの樺チャンネルより書き起こしです。
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マルチタスクはやめなさい!
テレビを見ながら、本を読む・PCをするとか、同時に複数の作業を行うことを「マルチタスク」といいます。
そのマルチタスクは仕事を効率化するかどうかという議論がありますが、
最近の研究では「脳はマルチタスクをできない」ということが証明されています。
テレビを見ながらパソコンを打つということをやっていると、
テレビ、パソコン、テレビ、パソコン・・・と猛烈に切り替えています。
脳は1つの情報しか処理できないので、連続的に処理しているようでも、全部断片化されて、ものすごく効率が落ちているということが言われています。
ある研究では、マルチタスクをやめることで、40%もの生産性の向上が見られたそうです。猛烈に切り替えていることは「脳が疲れる」ということで、脳が疲れると集中力が持続できないということです。
「ながら勉強」とかでは効率を下げているのと同時に、脳を疲れやすくしているということです。ストレスをためやすいということです。
マルチタスクではなく基本はシングルタスクをしよう
基本は「シングルタスク」一つずつのことを一つずつするほうが仕事の効率がアップし、脳が疲れないというのが研究結果として出ています。
じゃあ「音楽」を聞いて仕事をするのはどうでしょうか?
2000個の論文を分析した論文では、音楽を聞いて仕事は良い・悪いが半分半分でした。
ここでいう仕事の定義が違い、
読解とか勉強は音楽はマイナス
作業については音楽はプラスという研究結果が多かったです。
オートメーション(流れ作業)とかでは音楽を入れたほうが作業の生産性が上がりました。
あるいは、外科医は手術中に音楽を流します。手術は頭を使っているようですが、じつは「作業」。
作業においては音楽が効率を高める。
音楽をかけながら、難しい読書、勉強は、音楽がマイナスになる可能性が高いという研究データが多いようです。
音楽で周りの雑音を防ぐ意味もありますが、音楽を聴きながら作業している人は本当に仕事の質を高めているかどうかは確かめたほうが良いと思います。
マルチタスクは仕事効率を下げる可能性があるので十分注意してください。
ひよこん
(書き起こしは初記事ですが、結構5分くらいの動画の内容もこのくらいの文字数なんだなぁとためになりました)
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