【業務効率化】ChatGPTでExcel VBAやバッチファイルを作る3つのコツ

みなさん、こんにちは。
ひよこん(@motokon1226)です。

先日会社で一時的にバッチファイルやExcelVBAをつかって
データや帳票を作る機会があり、ChatGPTを使って作ってみたところ
意外に簡単に作り込めて、学びも大きかったので紹介します。

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ChatGPTは誘導がうまくできれば、しっかりプログラミングしてくれる

下記はその中の一例ですが、変数も指定することでしっかりとそれで作り込んでくれます。

これに対して

こんな感じで返ってきます。

ちなみに解説付きです。

バッチファイルの基本的な作り方を知っていれば
あとは解説付きで学びながらバッチファイルを作り込むことができます。

Excel VBAも同様にチャットすると回答が返ってきます。

に対して

こんな回答が返ってきます。

しかも解説付きです。

色々と試すにあたって、
うまくChatGPTにプログラムを書いてもらうコツがわかってきました。

大きく3つあります。

コツ1:全てを1つのチャットで質問しない

色々試しましたが、1つのチャットで完璧なプログラムはできませんでした。

イメージとしては、全体を作り込む構造を決めるための質問をして、
その後に細部にこだわって抜き出して質問するイメージです。

ポイント
変数を指定して伝える
変数を指定しないと解釈して自動で適切な変数をつけてくれますが、
何度も質問すると別の変数でまた書き換えられてしまうことがあります。
毎回、同じ変数指定を伝えて、何度もチャットして全体のプログラムを編集していくイメージが良いです。

 

コツ2:エラーも含めてチャットしてみる

ChatGPTで作ったプログラムも、実際に動かそうとするとエラーになることがあります。
その時は、そのエラーをそのまま、チャットしてみると良いです。

こんな感じで手順を教えてくれます。
返ったきた手順をいくつか試すと実際にうまく行ったので、割と精度は高いと思います。

コツ3:とっかかりとして質問して、理解しながらつなぎ合わせる

冒頭でも述べた通り、ChatGPTはプログラムを書いてくれるだけではなく解説もしてくれます。
1からExcel VBAやバッチファイルを作ることが難しい人でも理解をして作り込みができるので
何か不具合があった時も対応できますし、一番良いのは、1から書く手間を省いてくれるところです。

「あ〜、こう書けば作り込めるんだ」とわかった上で
あとは微修正していく、というやり方はとても効率的でスピード感のある開発ができます。

ポイント
理解しながら作り込もう
プログラムが書けても、運用していく中で必ず不具合が出てきます。

その中で理解して作るのと、何も理解せずにプログラムを作るのでは、その後の運用保守の観点で安定感が全く違います。

せっかく作るのであれば責任を持って動くシステムを作った方が良いと思うので
作りっぱなしはせずに、見守る精神で理解しながら作り込みましょう。

簡単なことでもプログラムで作れば時短になる

手作業でやっている作業も、実はこのような作り方でプログラムを作れば
大幅な時間短縮につながることがあります。

定期的にやっている作業ならなおさらです。
もし日々の業務を効率化したいな、と思ったらこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

ひよこん