pingとは?ネットワーク疎通、通信速度の測定に使える便利なコマンド

「ping疎通を確認する」という言葉をシステム関係の仕事をしていると、よく耳にするようになります。

今回はネットワークを全く知らない人向けに「pingとは何か」について説明します。

pingとは?

pingは「通信の疎通を確かめるためのコマンド」で、呼び方はピングと呼びます(正確にはピンですが、日本ではピングが一般的です)。pingを使うことで、以下の2点を知ることができます。

 ①通信相手(もしくは自分)がネットワークにつながっているかどうか

 ②つながる場合は、通信速度がどのくらいか

システム系の仕事をしていると、ネットワークに機器がつながっているかどうかをよく確かめることがあります。

例えば「プリンターが使えない」と問い合わせがあった際に、まずネットワークにつながっているかどうかを調べる際にpingを使って疎通確認します。

pingコマンドを使う方法

今回は、Windowsのパソコンの場合を下記に記載します。(Macの場合は「ターミナル」というアプリを使います)

① Windows+「R」を押して、ファイル名を指定して実行のウィンドウを出します

 

② 「cmd」と入力し、Enterを押します。(これで「コマンドプロンプト」というアプリが立ち上がります)

 

③ pingと入力し、半角スペースを入力後、対象機器のIPアドレスを入力しEnterを押します。

例) ping 23.211.99.146

pingコマンド入力後の画面の見方

pingコマンドを入力した後は、1秒おきに4行ほど画面が表示され、画面が止まります。止まった時の画面は下記のような状態です。

・32バイトは、疎通を確認する時に送られる通信そのもののデータ容量です。

・msはミリ秒のことで、この32バイトを送って「相手からどのくらいの時間で返ってきているか」がわかります。この数字が短いほどネットワークが速いということがわかります。

・TTLはTime To Liveの略で、「相手側からこちらに応答するまでの間にルータをどのくらい経由したかを表す数値(ホップ数)」です。

1個ルータを通過するごとに1ずつ減ります。0になると通信ができなくなるように制限が設けられています(ネットワークのループ障害を防ぐため)。そのため、数が小さいと通信をとっている機器がネットワーク的に遠い場所にあるということがわかります。

相手から応答がない場合の画面

相手から応答がない場合は、下記の画面になります。

この場合は、相手が自分のつながっているネットワークにつながっていないか、自分がネットワークにつながっていないかのどちらかになります。
どこでネットワークがつながっていないかを把握するため、

・電源が入っているか
・LANケーブルがしっかりと刺さっているか
・ルータの電源が入っているか
・LANケーブルの挿し場所・挿し方が間違っていないか

などを確認することになります。

まとめ

pingは「通信の疎通を確かめるためのコマンド」で、通信速度の測定もすることができます。