【ネタバレあり】「帰ってきたドラえもん」はなぜあんなに泣けるのか。

みなさんこんにちは!ひよこん(@motokon1226)です。

金曜日の夜に長年続いているアニメ、それがドラえもんです。
そんなドラえもんの中でも、群を抜いて泣けるのが「帰ってきたドラえもん」。

今日はなぜ、あんなに泣けるのか考察をしてみました。

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「帰ってきたドラえもん」のあらすじ

いつものようにジャイアンにいじめられ、ドラえもんに泣きつくのび太。だが、ドラえもんは憂鬱そうな感じを見せる。実はドラえもんは未来の世界へ帰らなければならなくなったのだ。のび太は必死に止めるが、パパとの会話で亡き祖母との約束を思い出し、ドラえもんとの別れを受け入れることにする。

お別れパーティーを終えた後、寝付けないことから、夜の町を散歩する2人。ドラえもんが離れている間、のび太は同じように夜の散歩をしていたジャイアンと遭遇。昼間の件から殴ろうとするジャイアンに対し、のび太はドラえもんから心配を払拭させるべく、無謀を承知で単身ジャイアンに挑む。
(wikipediaより一部改変

Twitterでも話題です。

魅力1:ドラえもんとの突然との別れ

いつも、当たり前のようにいたドラえもんが未来の用事で帰らなきゃいけないことに。
そのため突然の別れが訪れますが、その別れに対して二人とも最初は嫌だけどどんどん受け入れるように。

そして、最後は別れまでの時間を最後まで大切にしようという気持ちがお互い生まれ始めます。

魅力2:のび太がドラえもんを頼らずジャイアンに挑む

なんといってもこのシーンが最も感動します。いままでのび太くんはドラえもんの道具に頼ってジャイアンと戦っていましたが、今回は「ドラえもんなしで喧嘩しよう」とジャイアンに提案します。

自分がジャイアンに一人で立ち向かわないと、ドラえもんは心配して帰れなくなるからです。
ドラえもんに行って欲しくない!という思いと、ドラえもんに心配させたくない!という思いが重なり、葛藤するのび太くんが、「帰ってきたドラえもん」の見所を言えます。

魅力3:自分の力でジャイアンに勝つのび太

ドラえもんが安心して帰れない…。その思いでボロボロになりながらもジャイアンに挑むのび太くん。その思いに根気負けしたジャイアンは「俺の負けだ」といいます。

そして雨の中、のび太くんを探していたドラえもんと遭遇し、「もうこれで帰れるだろ?」とのび太くんが言います。この友情の素晴らしさに感動してしまいます。

魅力4:ドラえもんの優しさが最後まで感じられる

最後の夜。のび太くんが寝ているところを見守るドラえもんですが、最後まで一緒にいたいというドラえもんの優しさが感じられます。

魅力5:ドラえもんが戻って来て泣ける

今生の別れをした2人ですが、実はひみつ道具をドラえもんが置いて行きます。なにかあったときに開けてくれと一つの箱をのび太くんに渡して行きます。

実はそのなかには「うそ800」という嘘が本当になる薬が入っています。

お母さんからの「ドラえもんは帰って来たの?」という問いかけに「ドラえもんは帰ってこない」と返答するのび太くん。自室に戻ったのび太の目に映ったのは、本物のドラえもんです。ウソ800の効力が残っていたため、ドラえもんは帰ってこないことが嘘になったんです。

いつまでの人気の「帰ってきたドラえもん」

いつになっても、その感動が衰えることない、それが「帰ってきたドラえもん」の最大の魅力かもしれません。大人になって、また見返してみるとまた違った視点になるかもしれないですよ。

ひよこん